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デトックスが必要とされる8つの理由

 

「デトックスをしたほうがいい」「これはデトックスになるからいい」などと「デトックス」という言葉を私たちは日常でよく耳にします。その意味も、ほとんどの人がおおよそイメージして会話に取り入れていて、会話が成り立たないということもありません。そもそもデトックスとはどんなことを指しているのか、なぜデトックスをした方がいいといわれるのか、本当にデトックスはした方がいいのか、を考えてみたいと思います。

 

 

デトックスとは?

 

 

本来デトックス(detox、detoxification)とは、薬物依存症における薬物の排出を目的とした解毒という医療行為を指して使われる言葉でした。そこから、体内に溜まった有害な毒物や不要な老廃物を排出させる意味として、広く一般に使われるようになったのです。デトックスは、すでに一般的な言葉になっていると考えてもいいくらい浸透してます。

 

同様の言葉にダイエットという言葉があります。ダイエット(diet)も、元々食事療法の意味で、規定食を摂らせて栄養管理をする行為でした。本来は体重を減らすという目的に限定したことではありません。ところが、今ではほぼ痩せるための行為全般を指して使われることが多く、そこに誰も疑問の持ちません。「最近はダイエットのために、ジョギングしているの」と聞いても、それはおかしいと目くじらを立てる人はいないでしょう。

 

デトックスに関しては、「それは科学的に意味があいまいだ」などと指摘する人もいます。しかしながら、言葉の使われ方が日々変化していくのは、歴史が証明しています。貴様は敬語だから、なんて主張していても何もはじまりません。

 

 

デトックスは必要なのか?

 

私たちは日々日常の中で、生きるために必要な栄養を摂取するとともに、体にとって不要なもの、もしくは有毒なものまで同時に摂取しています。重金属などの有害ミネラルや残留農薬、化学合成成分、食品添加物、薬など。さらに口から入るものだけではありません。化粧品や日用品からも化学物質を吸収します。また、空気中にある汚染物質やPM2.5など、ダイオキシンやカビ、建材や家具などで使用されるホルムアルデヒドなど身の回りの環境からも摂取してしまいます。

 

これらは、私たちの生活にあまりに密接に関わっているため、よし!有害だから明日から一切摂取しないようにしよう!と、決心してできるものでもありません。よほどの覚悟と環境が必要です。これら有害物質や老廃物などの不要物が体に蓄積していくと、健康に良くない影響を及ぼすことは容易に想像つきます。

 

私たちは日常的に有害物質を取り込んでしまっている以上、有害物質を排出することも同時に意識しないといけません。

 

有害物質が蓄積するデメリット

 

人間の体は、害のある物質を溜めこまないように、肝臓や腸内細菌が解毒して、「大便」「尿」「汗」などの形で体外へ排出しています。しかし、日常的に大量の有害物質を摂取していると、すべてを排出しきれず、体に蓄積してしまうのです。それによって健康にどのような影響が表れるのでしょう。

 

酵素の働きを邪魔する

 

人間が生きるために体内では、およそ数千種類もの酵素が働いています。そもそも卵子と精子が受精できるのも酵素、それから成長して、呼吸し、食べ、消化して排出する、手足を動かす、これらもすべて酵素の働きによるものなのです。この酵素の働きを阻害するので、体に影響を及ぼします。はっきりした病気じゃないのに、なんだか調子が悪い、なんてあなたも感じたことありませんか?

 

 

肝臓に負担がかかる

 

肝臓は、有害物質を分解し解毒する器官です。有害物質が増えれば当然肝臓に負担がかかりますし、それによって健康に影響を及ぼします。

 

 

太りやすくなる

 

代謝酵素の働きを悪くさせ、さらに腸内環境を悪化させます。また、細胞内にあるミトコンドリアは、多くの酵素を利用して栄養素からエネルギーを作りだしています。有害物は、ミトコンドリアの働きも邪魔してしまうので、太りやすい体にしていまいます。

 

 

むくみやすくなる

 

老廃物が多くなると、それを流す静脈やリンパが滞りやすくなります。すると、うまく余分な老廃物や水分を排出することができなくなり、むくみやすくなります。

 

 

免疫力が低下する

 

有害物質は、腸内細菌にダメージを与えます。すると免疫機能を司る腸内環境が悪化し、免疫力が低下してしまいます。免疫力が低下すれば、さまざまな感染症への防御ができなくなり病気にかかりやすくなります。

 

 

便秘になりやすくなる

 

腸内環境が悪化すれば、便秘になりやすくなります。さらに、溜まってしまった便からは毒素が放出され、便秘を促進させるという悪循環になってしまいます。

 

 

吹き出物などの肌トラブル

 

老廃物や有害物質は代謝機能を鈍らせ、肌のターンオーバーにも影響を及ぼします。それにより肌トラブルも生じやすく、また血中に流れる有害物質が肌表面に出てきて、大人ニキビや吹き出物などの原因となってしまいます。

 

 

認知症の原因になる

 

最近の研究で、カビが原因で発生する毒物や、水銀やアルミニウムなどの有害金属の毒性物質がアルツハイマー型認知症のリスクになることがわかってきました。

 

これだけではありません。人と程度によっては、精神面に支障をきたしたり、より重篤な病気の原因になったりすることもあるでしょう。水俣病などもその一例です。

 

だから日頃からデトックスしよう、という意識が必要です。有害物質を溜めたままだと、あなたの悩みの根本が解決できないかもしれません。

さあ!まずはできるところから始めましょう!

 

 

メグリスタアドバイザー 中俣拓哉