血流を巡らせるために誰でもすぐできる方法として、呼吸はとても有効です。私たちは、呼吸によって酸素を取り込み、それを全身に循環させてすべての細胞に栄養を送り込みます。また、呼吸によって二酸化炭素や不要物を吐き出すのです。行き渡る酸素をできるだけ多く、逆に不要物はできるだけ吐き出せる呼吸をしましょう。
さあ、これから深い呼吸であなたの体を内側から巡らせます。
※注意※
満腹時(食後2~3時間以内)や血圧が高い時などは、避けてください。
これから深呼吸します。でも、これまでやっていた深呼吸とは少し違う方法です。一日に一度、体中の細胞をキレイにしましょうね。
肺の全部を使ってする呼吸法です。
1.立っていても、椅子に座っていても、あぐらをかいていても構いません。頭を天から引っ張られる感覚で、背筋を伸ばして肩の力を抜いてください。
2.まず、息を吐きます。口を少し尖らせる感じにして、ゆっくり息を吐ききってください。その時、体中に溜まった汚れたものや不要なものが一旦お腹に集まり、そこから一気に出てしまうイメージを持ってください。
3.息を吐ききったな、と感じたら、そこからさらに5秒くらいかけて息を吐きます。
4.そこで一旦、呼吸を止めます。
5.今度は、新鮮できれいな空気が入ってくるイメージを持ちながら、鼻から息を吸い込みます。まずお腹を膨らませながら、ゆっくりといっぱい吸い込みます。
6.お腹を膨らませて吸い込むと、これ以上吸い込めないところまでいきます。さらに吸い込むには、横隔膜を上にあげて、胸(肋骨)を広げて、鎖骨を上げて吸い込みます。
7.どんどん吸い込みます。一杯になったところでストップ。
8.呼吸を止めて(3秒くらい)、全身にキレイな空気が行きわたっていくイメージを持ちます。
9.その後、ゆっくり口から息を吐きます。体中の悪いものが全部出てしまうイメージです。吐ききったら、さらに5秒くらいかけて吐ききります。
10.それで一旦とめて、また同じように吸って、、、の繰り返しです。10回程度繰り返してください。
メグリスタアドバイザー 中俣拓哉