年末から年始にかけて、いたるところで忘年会やら新年会やら。
そりゃもう、ラッシュなわけです。
そんなお誘いが少ない人でも、バリバリ仕事の人でも、家でゴロゴロの人でも、食べたり飲んだりする機会は嫌でも増えるのです。街を歩けば、いろんなところで美味しそうなもの売ってるし、スーパーやデパートに入れば、煽ってくるし。
家族と生活していれば、料理用意するし、出てくるし。
食べたい!でも太りたくない!
そんな人のために、年末年始の賢い食べ方をご紹介します。
もう、これは太らないための極意といっても過言ではありません。
まず、箸の先に乗せる料理を少なくします。それを口に入れて、ゆっくり何回も噛む。じっくりと味わってください。その間、次の料理に手を伸ばしてはいけません。口の中の食べ物がすべて喉を通った後に、次の料理に手を伸ばすのです。
これをすると、必然的に食べるのに時間がかかります。いいんです。時間をかけて、料理、素材の良さを十分味わってください。
●この方法のメリット
・時間をかけ、よく咀嚼することにより、少ない量でお腹いっぱいになる。
・料理の味、素材の味がよくわかるようになる。
・自然に上品な食べ方になる。
●この方法のデメリット
・化学調味料、添加物たっぷり料理がだんだんと美味しいと思えなくなる。
・食べるのが遅いので、好きな料理を他の人に食べられちゃう。
・常に気を付けていないと、ついこの食べ方を忘れる。
一緒に食事をする人との会話を楽しみます。積極的に話をすれば、自然とあまり食べていられなくなります。あんまりしゃべりすぎてもうるさいと思われるかもしれませんが、人が話していることに、合いの手を入れてあげるのもいい。コミュニケーション力も上がるでしょう。何より楽しい気分で食事をするほうが、身体にもいいのです。
できるだけ食べるものを選びます。単純に仕分けをするなら、「炭水化物」「油もの」をできるだけ避けます。お餅の数は少な目にする。天ぷら、揚げ物も少な目に。ただ、おせち料理は保存も目的にしているから、どうしても塩分、糖分は多めの料理になってしまっています。薄味のものを選びましょう。
アルコール類を飲むことも多いでしょう。アルコールを飲むなら、日本酒よりも焼酎、ストレートよりも割る、割るなら炭酸がいいです。むしろお酒の力を借りて、食べる量を減らすこともできます。アルコール飲まない人も、砂糖や人工甘味料を使っていない炭酸がおすすめです。食べる量を減らすことができます。
それでも食べ過ぎてしまうことがあるかもしれません。つきたてのお餅なんて出てこようものなら、3つ4つはぺろりと食べてしまいます。目の前に美味しそうなものが並んでいるのに、状況によってはむしろ食べない方が失礼にあたることもあるでしょう。そんな時は、食べることを心から楽しみましょう。食後も、後悔する必要はありません。むしろストレスが、コルチゾールなどのストレスホルモンを分泌させ、さらに食欲が増してしまいます。消化も悪いし。だいたい、1日2日食べ過ぎたからと言って、すごく太ったりはしません。もし太っているなら、それはこれまでの蓄積です。少しの期間食べ過ぎても、取り戻せます。自分の食事を自分でコントロールする気持ちを失ってはいけません。大丈夫です。
メグリスタアドバイザー 中俣拓哉